GDCでVRの話題に湧いている今日このごろですが、実は裏で同時に「2016 Virtual Reality Analytics Web Summit」が行われているのはご存知でしょうか。

なぜGDCに被せてしまったのか、国内VRメディアはおろか海外VRメディアさえ注目していないこのイベントですが、私はVRのアナリティクスに興味があるためこちらのイベントも楽しみにしています。

まだVR業界はアナリティクス以前に足りないものだらけな状況ですが、遅かれ早かれアナリティクスの出来がコンテンツのクオリティーに寄与し、業界の発展に繋がっていくと思います。

というわけで今回はVRでアナリティクスを提供している幾つかの企業を紹介します。
と言ってもまだ正式に提供開始している会社はなさそうですが。今後の開発に期待です。

Retinad

retinad
Retinadは元々「ad」が名前につくことが示しているように、広告ネットワークとアナリティクスを提供するスタートアップでしたが、VRヘッドセットが十分な数普及するまで広告はまだ早いと、アナリティクスにフォーカスすることに決めたようです。その経緯はこちらの記事が詳しいので気になる方はご覧になってください。
彼らのアナリティクスの売りは「ヒートマップ機能」です。
先日RetinadのBusiness Development担当の方に彼らのプロダクトをデモしてもらいましたが、ヒートマップはVRコンテンツに適しているので要注目の一社です。

Focal hub

focalhub
こちらも広告ネットワークとアナリティクスを両方提供するスタートアップです。
今週からPublicベータが始まったようで、早速サインアップしてみました。アナリティクスの機能としてはシンプルにユーザー数、セッション数、セッション時間が計測出来ます。
バグが多く機能もまだこれからのサービスですが、機能はどんどん増えるようです。
広告を一時中断しアナリティクスにフォーカスしたRetinadと両方同時に進めるFocal hub、どちらがより成長していくのか楽しみです。

Greenlight VR

greenlight
Greenlight VRは今回のVR アナリティクス Web Summitの主催者で、VR向けのBusiness intelligenceツールを開発しています。
Webにもあまり情報がないのでプロダクトの詳細等わかりませんが、SonyやDisney、テンセントなどがクライアントになっているようです。
面白いのがCEOのClifton Dawsonで、2年間ハーバード大学に在籍し、NFLの選手になり、Snapchatなどスタートアップを経てのVRで起業というよくわからないけど天才的な経歴の持ち主です。

Ease VR

easevr
VRとブロックチェーン特化のベンチャーキャピタル、Boost VCが出資しているアナリティクススタートアップがEase VRです。
機能はまだわかりませんが、唯一の「Experience driven analytics」と謳っています。
また、VRだけではなくAR,MRにも対応しているようです。

他にも幾つかVRアナリティクスサービスのリリースを予定しているスタートアップがありますが、
情報が少ないのでアップデートがあればまた改めて記事にします。